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婚姻のための手続き
もう6年くらい放置していたブログ...
昔の記事たちは1度閉めて、新たに再開したいと思います。

日本で6ヶ月のビジタービザを取得し、フランスに到着して丁度一週間が経ちました。
時差ぼけもなく毎日快眠です。

フランスに着いてまず一番にせねばならなかったこと、それはパリの日本大使館に行き婚姻のための必要書類の作成を申請することでした。
フランスでの結婚は、住んでいる最寄りの市役所で市長立会いのもと婚姻の宣誓をしなければなりません。

市役所に必要書類を提出し、結婚の日取りを予約するのが普通のようですが、
私が結婚する市役所はなぜかその逆で、結婚の日時を先に予約しておいて、その日から1ヶ月半〜2ヶ月前までには書類提出という流れ。ただ日時は書類が受理されたときに確定するので、それまではあくまで仮押さえという形。

フランスに来るまでにいろんな方のブログを読みあさり情報を得ていたので、自分も(これからフランスで結婚する誰かのために)メモとして残しておくことにします。
準備する書類はだいたいこんな感じ↓

-出生証明書(Acte de Naissance)
-慣習証明書(Certificat de Coutume)
-独身証明書(Certificat de Celibat)
-住居証明
-自分のIDコピー
-立会人のIDコピー
などなど... 
出生、慣習、独身証明の3つは日本から持ってきた戸籍謄本(および改正原戸籍)をもとにパリの日本大使館で作成してもらいます。
戸籍謄本、改正原戸籍(どちらも3ヶ月以内に発行されたもの)の両方にアポスティーユ(外務省による公文書の確認証明)が付いてなければなりません。

少し厄介なのが出生証明。市役所や区役所によって求めてくるものが少しずつ違うようです。
Extrait(戸籍の一部、抄本のようなもの)なのか、Integrale(戸籍全部、謄本のようなもの)なのか。
日本大使館ではExtraitの方しか発行してくれません。
(出生証明に関しては、市役所によっては法定翻訳家による翻訳付きでなければならない場合もあるそうなので要確認)

私の場合は、市役所に確認したところ出生証明は必ずIntegraleでなければならないと言われ、パリの某法定翻訳オフィスに行き戸籍謄本(これも必ずアポスティーユ付きで)の翻訳をお願いしました。
(注:日本でかけた法定翻訳はフランスの役所ではだいたい無効だそうです)

もう一つ、法定翻訳をかけなければならなかったのが住居証明。

私はまだ到着したばかりでパートナーの両親のお家に居候させてもらっているうえに、携帯も銀行口座もまだ持っていないため自分宛の領収書など何一つ持っていません。
パートナーの両親に一筆書いてもらえばいいだろう〜なんてのほほんと考えていましたが、甘かった。
市役所のマダムに、「住居証明は必ずあなたの名前が記されてあるものじゃなきゃダメよ!日本に住んでた時の公共料金の支払い領収書でもいいから提出して!」と言われ、念のため日本から持ってきていた電気料金の領収書の法定翻訳も急いで翻訳家にお願いしました。これ本当に持ってきておいて良かったです。

この時すでに式を予定している日にちから1ヶ月半を切っており、市役所のおばちゃん達はカンカン。
「10月◯日に◯◯氏と結婚式を挙げる予定の者ですが....」と市役所のオフィスに入るなり、
「あなた達の書類ずっと待ってるのよ!いつ出せるのよ!ありえないわ。もうこれ以上待てないわよ、すぐ出さないと式の日程ずらしてもらわなきゃならないからね!」と、おばちゃんたち怒り爆発。
数ヶ月前パートナーが問い合わせに行ったところ、「例外で1ヶ月前までならなんとか待ってあげる」と言っていたと聞いていたので安心していたのですが、忘れてました、ここは気まぐれ大国フランス。
その時いた窓口の人が相当機嫌が良かったのか、適当に返事をしただけだったのか。
「1ヶ月前まで待ってくれると聞いていたんですが」と言っても
「そんなことは言ってない」の一点張りでした。
時に適当、時に融通が利かないのもフランスの特徴。
 
そもそも私が渡仏をギリギリまで延ばしてしまったために色々な手続きが遅れてしまったので、全て自業自得です。反省。汗

法定翻訳をお願いした書類も、大使館に申請した書類も明日には出来上がるそうなので、なんとか明後日には市役所に全て提出予定でいます。これで不備があった場合、一巻の終わり。どうにか無事に書類が受理されますように、、と願うばかりです。


 
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